瀬戸内海芸術祭 2013春

2013年5月14日 (火)

瀬戸内海芸術祭 沙弥島編 その2

瀬戸大橋記念公園内にある、東山魁夷せとうち美術館に入りました。

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中はもちろん撮影禁止。この方の絵はどこかで見たことがあると思います。

絵本の挿絵のような幻想的な絵をかなり残されてます。

Images これは他からいただいてきた画像です。

作品も多く展示されており、見ごたえありました。

カフェもありまして、一休みしたかったんですが、ここも人多くて待っている方たちもいたので諦めました。大きなガラス張りの窓からは瀬戸内海と瀬戸大橋が見渡せる、素敵なところでした。

現代美術ばかり見ていたので、新鮮でした。

とてもきれいな絵ばかりで、すっかり癒されたのでした。

それからぶらぶら瀬戸大橋記念館に向かいました。

瀬戸大橋タワーです。

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瀬戸大橋記念館です。イタリアやスペインでみたような大きな建物でした。

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中は瀬戸大橋ができる過程や架橋技術や工事の説明を、映像や模型で紹介されてました。

無料でしたがかなり見ごたえあります。じっくり見たら1日がかりかもしれません。

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電車も通れる橋は世界初で、関係者はかなり苦労したようです。それがよく分かる展示となってました。

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展望台からは瀬戸大橋がきれいに見えました。

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この後、瀬戸大橋を渡って帰ったのでした。

2013年5月13日 (月)

瀬戸内海芸術祭 沙弥島編 その1

大島から高松に戻りまして、買い物してJRで帰りの切符を買って、電車で坂出で途中下車。

坂出構内にあるうどん屋「亀城庵」へ。一番人気とあった、海老と揚げ餅のぶっかけというのを頼んでみました。

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ほんとおうどん、おいしいですheart01メニュー多くて、となりの方が天ぷらのぶっかけを頼んでましたが、天ぷら山盛りでした!来る機会はないかもしれませんが、今度は天ぷらにしたいと思います。

坂出駅から出ているシャトルバスに乗って、沙弥島へ。島といっても埋め立てられているので地続きとなってます。

瀬戸大橋にもっとも近いところだそうです。目に付くところに作品がありました。

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まるで古墳のようです。もちろん登ってみました。

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それから作品のある海岸沿いに向かいました。

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旧沙弥島小中学校。

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白いのは塩の結晶だそうです。

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かなり分かりずらいですが、右の画像で、左上の窓の景色と絵の水平線が続いているように描かれた作品だそうです。

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カフェが併設されており、おば様たちが「中も作品あるから見て行って」というので入りました。テーブルの形は沙弥島だそうです。

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作品目指してまた歩きました。

海と瀬戸大橋が見渡せて、とても気持ちのよいところでした!

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もと来た道を戻ったら、古墳に人が群がっておりました。

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2013年5月12日 (日)

瀬戸内海芸術祭 大島編

やっと3日目、最終日です。

P1100808 今回高松で泊まった宿は、3年前と同じスーパーホテルです。

高松港から琴電に乗って2駅目ですが、朝食付いてるし女性客には化粧水やシップなどアメニティも結構くれるのでお気に入りです。

旅行中ろくなの食べれないので、前日同様しっかりここで補給しました。品数はそう多くないですが、野菜中心のおかずで、十分満足できました。

この日は大島に行くことに。高松港へ行き、大島に行くには整理券が必要なので、それをもらって船に乗り込みました。

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大島は国立療養所大島青松園というハンセン病療養施設のある島です。

島に到着すると、ボランティアの女の子が島の案内をしてくれました。

約100年前、予防するという名目でハンセン病患者を隔離する名目で収容施設を設立し、全国でも13箇所このような施設があるそうです。

当時は治療法もままならない頃なので、後遺症がひどく、恐ろしい伝染病と思われていたが、実際はインフルエンザよりも感染は低く、開発された特効薬で通院治療でほぼ完治するそうです。

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納骨堂へ向かいました。ここには患者さんだけでなく、家族も世の中の偏見にさらされるので一緒に島に住み、亡くなった後はここに埋葬されているそうです。

患者同士結婚は許されていたそうですが、子供を産むことは許されず、中絶させられてたそうです。ここで皆さんで手を合わせました。

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それから作品が展示してある、元入所者が暮らしていた寮へ向かいます。

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この船は、入所者が逃げてはいけないので乗ることを禁止されていたのを、交渉して乗れることになった船だそうです。この船に乗って釣りをするのが最高にうれしかったそうです。

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入所者の方たちの読んだ本や、撮った写真が展示されてました。

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「青空水族館」あまりきれいに撮れてなかったです。実際はもっときれいでした。

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見学は以上で終わり。

見所は少ないですが、まだまだ知らないことがたくさんあるんだ、ということが分かりました。

P1100842 「カフェ・シヨル」

土日しか開いてないので、この日は閉まっており残念でした。大島で採れた野菜や果物を使ったごはんやお菓子が食べれるそうです。

ここの人が作っている器を使っているそうで、この日もおそらく入所者の方だと思われますが、作った器を持ってきて、それを見て女の子達が「かわいい!素敵!」と歓声を揚げていたのが印象的でした。普段でもここに食事するだけで来てもいいそうです。

時間なかったので慌しく帰りましたが、今度はカフェに行ってみたいと思ったのでした。

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2013年5月 8日 (水)

瀬戸内海芸術祭 直島編 その2

バスでベネッセミュージアムへ。

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P1100799 開催中の国吉康雄展が今回のお目当てでした。

ちょうど作品解説もしており、それに参加することができました。

ずいぶん前にテレビでこの人の特集を見て、岡山の展覧会に行った事があります。

ベネッセの創始者がこの方の作品をかなり集めていたそうです。

明治時代の岡山に生まれ、17歳で単身でアメリカへ渡り、英語もろくに話せなかった国吉のコミュニケーション方法が絵を描くことだったそうです。元々画家になるつもりはなかったそうですが、その絵の才能が認められ、学校に行くことが出来、それからアメリカであっという間に売れっ子の画家になったそうです。

中は撮影禁止なので、HPから拝借しました。その時代の作品です。

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ところが第2次世界大戦で、日本が敵国となり、その頃の画風ががらっと変わります。

Image1 この作品のように、かなり抽象的になってます。

国吉自身、作品の解説は残してないそうです。

アメリカ国籍がほしかったそうですが、法により取得できなかったそうです。ところが法律が変わって取得できるようになり、その手続き中に亡くなったそうです。

大戦の最中でもアメリカの美術団体の会長になったり、画家としての地位はアメリカでも高かったようです。

それなのにアメリカ人になれない、そんなジレンマを死ぬまで抱えていた、ということでした。

正直作品自体はそんなに好きとは言えませんが、この人自身はすごいと思うのでした。

館内をじっくりみて、それから帰りました。近くのバス停まで歩きました。

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バスに乗って港まで行き、高松行きの最終フェリーに乗って帰ったのでした。

2日目も終わりました。

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2013年5月 7日 (火)

瀬戸内海芸術祭 直島編 その1

直島のベネッセミュージアムは21時までだったので、悠長にしてましたが、帰りのフェリーがないというのに気づき、再度計画練り直し。

いったん高松に戻り、高松から直島のフェリーがちょうどいい時間がなかったので、宇野港に行ってそれから直島に行くことにしました。

女木島は寄らずにそのまま高松へ。高松で時間あったのでコンビニに行くとパンがちょっと安くなってたのでそれを買い込んでフェリーへ。

フェリーでは外の景色を見ることなく、パン食べたり、iPhoneいじったりしてました。

直島には16時ごろ到着。16時半にはほとんど閉まってしまうので、新しく出来たANDO MUSEUMへ行くのに急いでバスに乗りました。

ANDO MUSEUMは地中美術館を手がけた建築家、安藤忠雄の美術館です。

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中は撮影禁止です。外は古民家ですが、中はコンクリートの打ち放しで、安藤忠雄らしい空間となってます。

地中美術館などが建てられた様子のパネルや模型があり、過去安藤忠雄が手がけた建物の解説パネルなどが展示されてます。

建築に興味ある人はとっても面白いと思います。私あんまり詳しくないので・・・

でもそんなに広くないので、じっくり見ても疲れません。

その美術館の目の前に鳥居が・・・ここまで来ると少々飽きてきたので無視しようかと思うまもなく鳥居をくぐってしまいました。本村八幡神社。

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この大きな木にはお賽銭がたくさん置かれてました。

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この神社をお守りしている2人のお顔。妙にリアルです。

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この鳥居をくぐってもまだまだ先があります。結構歩きます。

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やっと到着!中は広々してて、神殿と狛犬しかおりません。静かでとても気持ちの良いとこでした。

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ご挨拶をして、ベネッセミュージアムへ向かいました。

2013年5月 6日 (月)

瀬戸内海芸術祭 男木島編 その3

海岸沿いを歩きました。この日も本当に良い天気で、海がとってもきれいでした。

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進んでいくと作品が見えてきました。

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「ノアの箱舟」という作品です。なんという奇天烈な・・・

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この先へ行くと作者のメッセージがありました。

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この作品、この風景に妙にマッチしてました。

それからもと来たところを引き返して、その先を進むと見つけました!神社です。

賀茂神社。

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ここは豊玉姫神社の神様のご主人が祀られているそうです。

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今回男木島の作品は半分も見れませんでした。灯台近くにも作品あったそうで、それが見れなかったのが残念でした。

2013年5月 4日 (土)

瀬戸内海芸術祭 男木島編 その2

どの島もそうですが、誰も住んでいない古い家を作品にしてます。

ここもそうです。

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手入れしたら高く売れそうな家具に作品たち。作品はいまいち画像ではよく分からないかも。

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それから坂を下ります。男木中学校。職員室から入ります。

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学校って、どこも似た様な感じですよね。椅子と机見ただけで、「学校」とわかります。

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ミラーガラスを使っています。椅子が何個も見えます。私は一人しか見えませんでしたが。

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男木中学校を出まして、オンバ・ファクトリーへ。

オンバとは乳母車のことで、島の住民それぞれにユニークなオンバを作って、使ってもらう、という事を前回の芸術祭の時もしておりました。

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カフェ兼お土産物屋さんでもありました。

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ほんとはここでゆっくりしたかったんですが、この後直島にも行きたかったのですが、とても時間ないのに気づきまして、とっとと退散したのでした。

2013年5月 2日 (木)

瀬戸内海芸術祭 男木島編 その1

男木島に着きました。

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一番最初に目に付いたとこから入りました。

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香川県の伝統工芸品の和傘が埋め尽くされてます。3年前もこの家に来ましたが、和傘がますます多くなってました。

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男木島は坂道が多く、尾道に雰囲気似てます。元気ならぶらぶら歩き、楽しいです。

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壁画を施した民家。これは以前もありましたが、今回至る所で見れました。

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坂をさらに登っていくと、神社が見えてきました。豊玉姫神社です。この坂見ただけでいやになりました。

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この神社は安産の神様だそうです。

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眺めもいいです。

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2013年5月 1日 (水)

瀬戸内海芸術祭 女木島編 その3

それから大竹伸朗の作品が展示してある女木小学校へ。

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大竹伸朗らしい、カラフルで、大きい迫力あるオブジェが中庭いっぱいに飾ってあり、見ごたえあって面白かったんですが、撮影禁止。

でもね、

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裏にいくと一部が見えました。一部なんでいいよね。近くに松林が広がって、目の前海岸です。

近くに神社ありました。八幡宮。

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おじいちゃんと遊んでいたお孫ちゃんが私にボールを投げてきたのがきっかけで、おじいちゃんとお話しました。ここは冬は砂交じりの風が吹いて厳しいそうです。

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MEGI HOUSE。ここは愛知県立芸術大学の活動拠点で、コンサートなどもよく催されるそうです。

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とてもかっこいいです。ここでいつかコンサート聴いてみたいです。

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まだ作品見てないのありましたが、男木島行きのフェリーの時間が来まして、それ逃すと2時間近く待たないといけないので、いったん男木島に行き、帰りに女木島にまた寄ることに。

2日間のフリーパスを購入したから、こういうことも出来るんです。好きにフェリー乗り降りできるのがとても楽しい!

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2013年4月30日 (火)

瀬戸内海芸術祭 女木島編 その2

バスで帰る途中、作品あるところで停めてくれました。

神社が目の前です。住吉神社。

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陶器製の狛犬です!初めて遭遇しました!!!

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腿に彫り物。明治16年生まれ。

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神社横の坂道を登って行きます。

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ここからの眺めも良いです。

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それからまたてくてく移動。

ここは作品兼レストランです。時間まだ早かったので、レストランは開いてなかったです。

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037thumb ここも撮影禁止だったので、左の画像は他からいただいてきました。中入ったらこんな感じです。

受付の女の子が入り口すぐの戸に入るよう案内され、「普通の部屋に見えますが、ちょっと不思議な部屋なんです」と説明してくれました。

確かに入るとふつうの畳の部屋ですが、からくり部屋ってカンジで面白かったです。昔の遊園地とかにこういうのありそう、と思いました。

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