瀬戸内海芸術祭 2013春

2013年4月29日 (月)

瀬戸内海芸術祭 女木島編 その1

2日目です。

最初に女木島に行きました。前回も行きましたが、消化不良気味だったのでまた再訪!

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女木島は別名鬼が島と呼ばれてまして、その由縁が大洞窟です。

まず最初に大洞窟に向かいました。

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紀元前なので、2000年以上も前、この周辺を荒らした海賊達の住処としてこの洞窟が掘られたそうです。

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洞窟の説明もありまして、とても面白かったです。

所々、芸術祭の作品がありました。

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がりがりした跡は、当時の人たちがつけた跡だそうで、今では学術的に大変貴重なものだそうです。

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かつて海賊達が好き勝手にするために掘った洞窟が、今となっては貴重な観光資源となっているのです。

この小さな木材並べたような形の岩もとても貴重なものだそうです。

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眺めもとてもいいです。

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ほんとは展望台も行ってみたかったんですが、バスの切符を往復買ってしまったので、時間なかったので行けませんでした。

行きはバスで、帰りはそんなに距離ないので歩いたほうが良かったかも。

瀬戸内海芸術祭 豊島編 その6

甲生集落に到着。

廃校となった校舎に、廃材を集めてトンネルを作っている作品です。

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鳥の鳴き声がよく聞こえると思ったら、巣がありました。

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ここのおじさんがとても親切でした。おじさんおすすめコースで次の作品へ向かいます。

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神社を通っていきます。豊島の神社は鳥居の形、ほぼ一緒。飽きてきてだんだん適当になってきてます。

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海に出ました。作品が浮かんでおりました。

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廃材で作った船だそうです。

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帰る時間となりました。

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高松に着いて、うどんを食べました。iPhoneってすごい!うどんで検索するとすぐに近くのお店を探してくれます。

P1100590 行ったのがめりけん屋というセルフのうどん屋。

かけにして、たけのこの天ぷらというのがあったので、頼んでみました。

うどんはもちろんコシがあって、汁もおいしい!

でも一番感動したのは天ぷら!煮たたけのこを天ぷらにしてますが、味もいいし、歯ごたえもあってすごくおいしかったです!

このおうどん、また食べたい・・・

2013年4月27日 (土)

瀬戸内海芸術祭 豊島編 その5

山道を電動自転車で走りました。

爽快で気持ちよかったんですが、やっぱり自転車なので、疲れました。

竹林の中に作品発見!

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自然と現代アートって、とっても合うよねー、と思いながらみました。

この近くに森万里子のトムナフーリがあります。

P1100553 ここから先は撮影禁止。

山道、けっこう距離ありました。

登っていくと湖が現れて、巨大な白い物体が見えてきました。

_osm4795_rrthumb これは他の方の画像を勝手にいただきました。

実際はかなり大きいです。

この物体は神岡宇宙素粒子研究施設とコンピューターで繋がっており、超新星の爆発が起きたときに光るそうです。

そんなのは頻繁に起こるわけもなく、待っていても光るわけないので、しばらくボーっと見た後に帰りました。

それから外れにある甲生集落に向かいました。

途中で鳥居を発見してしまいました。

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金毘羅さまのようです。となりにも祠がありました。

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この鳥居、上が外れておりました。

ラムネ村長が神社は1柱、2柱と数えるんだ、と教えてくれましたが、これを見てなんとなく納得したのでした。

2013年4月26日 (金)

瀬戸内海芸術祭 豊島編 その4

いったんバスで家浦港まで戻りました。

レンタサイクルで電動自転車を借りることができたので、自転車で移動することに。

まずこの神社前が自転車置き場になっていたので、自転車を置いて移動。

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それからイル・ヴェントへ。ここは作品兼カフェとなっております。

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古民家がポップな現代アートで施されており、不思議な空間となっております。

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P1100541 ここでもランチはすでに売り切れ・・・

ケーキしかないということで、他の定食屋さんに行ったほうがいいかな、と思ったのですが、移動が面倒だったので、おすすめのレモンケーキを頼んだのでした。

ケーキ大きいし、かわいいマークもついていたのでうれしくなりましたheart02

レモンの酸味もきいてて美味しかったです!

それから近くの作品まで移動。

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Eyabook ここには木下晋さんの作品が展示してあります。

撮影禁止だったので、この画像はこの方の著書の表紙をお借りしました。

モデルは小林ハルさんという、最後の瞽女と呼ばれた方です。

小林ハルさんの詳しくは↓で見てね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%83%8F%E3%83%AB

幼い頃盲目になったため、私達の想像を絶するような苦労をしてきたハルさんの、精密な鉛筆画で描かれた大きな絵が、この古い建物の中に静かに飾られてました。

私は今回初めてこの方を知ったのですが、今度時間があったら本読んでみたい、と思ったのでした。

この近くに7月開館予定の豊島横尾館。しっかり工事中でした。

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横尾忠則、あんまり好きじゃあないですが、見れないのはやっぱり残念!

夏・秋からの展示も結構ありまして、残念ではあります。

2013年4月25日 (木)

瀬戸内海芸術祭 豊島編 その3

次の作品のある集落までたどり着きました。

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1軒の古民家がカーディフ&ビュレス・ミュラー作の「ストームハウス」という作品となってます。

嵐が来て、去っていく10分間を体感できます。

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雨の叩きつけるような音や稲妻なんかがかなりリアルで面白かったです。

そしてお楽しみのお昼ごはんは、「島キッチン」

丸の内ホテルのシェフと島のお母さん達が協働しているレストランです。

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予感はしてましたが、かなりの待ちとなってました。私の前で20数組おりました。

同じ敷地内の蔵の中にある作品を見ました。

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蔵の天井に丸いスクリーンがあって、映像が写されておりました。

で、外に出ても状況変わらず。当たり前ですが。

ここら周辺には食事できるとこはどこもないので、仕方なくまたてくてく歩いたのでした。

唐櫃の清水に到着。

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お水をいただきましたが、やわらかくておいしいお水でした。

そのとなりにこの霊泉の守り神のように神社が立っておりました。

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P1100529 階段もがたがたで、年代物の神社です。

新しく建替えたほうが、神様も信仰している人も喜ぶんでしょうが、私的にはこういう古いままの神社が大好きです。

この側に作品があります。

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この前がバス停で、Mちゃんからもらったバナナチップをぼりぼり食べながら待っておりましたら、バス満員で乗せてもらえず・・・

次のバスでは乗せてもらえましたけど。

2013年4月24日 (水)

瀬戸内海芸術祭 豊島編 その2

それから来た道を戻り、豊島美術館目指しました。

途中また鳥居を見つけてしまいました。

住吉神社です。八幡神社と同じく新しく建てられて、住吉神社の黒々した文字がよく目立ちます。境内はとても雰囲気いいです!

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ゆるくて長い坂道を登っていくと、美術館近くの景色がとても素晴らしかったです。

斜面の棚田もきれい!

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豊島美術館です。見るからに現代アートの建物ってカンジです。

アートは内藤礼、建築は西沢立衛。

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チケットセンターで説明を受け、周囲の遊歩道をぐるっと歩いて、美術館に入ります。

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景色がいいです。

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P1100502美術館の中は撮影禁止。

中は不思議な空間です。天井の低いドーム型のだだっ広い、柱のない部屋で、周りはコンクリートで覆われてます。

入ると何もアート的なものは置かれておらず、一瞬何なんだろうと思いますが、床を見下ろすと水溜り(解説には泉とありましたが)が所々にあり、小さな水溜りが床をまるで生き物のように流れていく様子が本当にきれいで、いつまでも見ていたい、と思うのでした。私は建築が全然分からないし、表現力もないので、すごいものを見てしまいました、としか言えませんが、衝撃的な感動を覚えたのでした。

カフェと美術館の中が感じ似てます。カフェで飲んだイチゴソーダ。ソーダに豊島産のイチゴジャムが入ってました。

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名残惜しく景色を眺めながら、次の目的地までてくてく歩いていったのでした。

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2013年4月23日 (火)

瀬戸内海芸術祭 豊島編 その1

お待たせしました、瀬戸内海芸術祭やっとアップできました。

今回は最初車で行くつもりが、電車と新幹線使ったほうが交通費もちょっと安くなるし、時間も3時間かからないことが分かって、電車で行くことにしました。

岡山まで新幹線で、マリンライナーで高松まで。快速だったのでほんとに早く到着しました。

高松港から今回一番行きたかった豊島に向かいます。

高速船だったので、揺れも大きくて結構迫力ありました。

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豊島到着。この日はよく晴れてました。

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レンタサイクルで自転車を借りたかったんですが、なんと私の前で終了。仕方なくバスに乗りました。

一番端っこの唐櫃浜に到着。作品のとこまでてくてく歩いていきます。

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公園内に最初の作品発見!

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それからまた先を歩いていくと、やっぱり見つけてしまいました、鳥居です。

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唐櫃八幡神社。建替えしたばかりっぽいです。

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ここから階段を登って行きます。

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P1100469 神社って坂の上にあるところが多いから最初はうんざりしますが、境内の独特の静まった空気が好きなので、疲れも忘れてしまいます。

私は仏教徒なので、神様にはお願い事はしませんので、この日もお邪魔させてもらってありがとうございます、とご挨拶をして、目的地までてくてく歩いていきました。

海が見えてきました!すんごく気持ちいいです!!!

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その先にクリスチャンクリスチャン・ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」の建物がありました。

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33_teshima_christianboltanski_s 中は撮影禁止だったので、芸術祭のHPから勝手に拝借いたしました。

作者が世界各国の人の心臓音を取り、それを恒久的に保存しておくとこだそうです。心臓音の博物館、ってとこでしょうか。

左の画像は「ハートルーム」という部屋で、この中は心臓音が大音量で流れており、実際はもっと真っ暗で、心臓音にあわせてランプが点滅します。

閉所と暗いとこ苦手な人はいやかも知れません。

希望者は心臓音を録音することが出来るそうで、「リスニングルーム」ではその音を聞く事が出来ます。

ランダムに選んでいろんな人の心臓音を聞いてみましたが、心臓音も人によってこんなに違うものかとびっくりしました。

とても規則正しい音の持ち主は25歳でした。で、これってまずいんじゃないの?と思わせる音は40以上の方々。

だんだん聞いてて怖くなってきたのでした。

でも今思うと私も取っとけばよかったかな、と思うんですが。

1500円でCDにしてもらえるそうです。

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