瀬戸内海芸術祭 大島編
やっと3日目、最終日です。
高松港から琴電に乗って2駅目ですが、朝食付いてるし女性客には化粧水やシップなどアメニティも結構くれるのでお気に入りです。
旅行中ろくなの食べれないので、前日同様しっかりここで補給しました。品数はそう多くないですが、野菜中心のおかずで、十分満足できました。
この日は大島に行くことに。高松港へ行き、大島に行くには整理券が必要なので、それをもらって船に乗り込みました。
大島は国立療養所大島青松園というハンセン病療養施設のある島です。
島に到着すると、ボランティアの女の子が島の案内をしてくれました。
約100年前、予防するという名目でハンセン病患者を隔離する名目で収容施設を設立し、全国でも13箇所このような施設があるそうです。
当時は治療法もままならない頃なので、後遺症がひどく、恐ろしい伝染病と思われていたが、実際はインフルエンザよりも感染は低く、開発された特効薬で通院治療でほぼ完治するそうです。
納骨堂へ向かいました。ここには患者さんだけでなく、家族も世の中の偏見にさらされるので一緒に島に住み、亡くなった後はここに埋葬されているそうです。
患者同士結婚は許されていたそうですが、子供を産むことは許されず、中絶させられてたそうです。ここで皆さんで手を合わせました。
それから作品が展示してある、元入所者が暮らしていた寮へ向かいます。
この船は、入所者が逃げてはいけないので乗ることを禁止されていたのを、交渉して乗れることになった船だそうです。この船に乗って釣りをするのが最高にうれしかったそうです。
入所者の方たちの読んだ本や、撮った写真が展示されてました。
「青空水族館」あまりきれいに撮れてなかったです。実際はもっときれいでした。
見学は以上で終わり。
見所は少ないですが、まだまだ知らないことがたくさんあるんだ、ということが分かりました。
土日しか開いてないので、この日は閉まっており残念でした。大島で採れた野菜や果物を使ったごはんやお菓子が食べれるそうです。
ここの人が作っている器を使っているそうで、この日もおそらく入所者の方だと思われますが、作った器を持ってきて、それを見て女の子達が「かわいい!素敵!」と歓声を揚げていたのが印象的でした。普段でもここに食事するだけで来てもいいそうです。
時間なかったので慌しく帰りましたが、今度はカフェに行ってみたいと思ったのでした。
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