読書

2014年12月10日 (水)

怒り

吉田修一の「怒り」上下とありますが、すぐに読めました。
何年か前に世間を賑わせた事件がベースとなってます。4つの話が同時進行で、どの人が「奴」なのかが、わくわくしながら読めました。
事件っていうのはイギリス人の女性を殺し、整形して逃げ回ったっていう、結構話題になりましたよね。
当時人殺しなのに、マスコミにもてはやされた感じがして、違和感ありましたが、この作者も感じたのでしょうか、あんまり感情込められてない感じでした。
面白かったですよ。

2014年11月23日 (日)

捨てる女

今バスツアーで茨城まで行った帰り。3連休の2日目だからやっぱり渋滞しとります。
姉が図書館から借りて、面白いからと勧めてくれた内澤旬子「捨てる女」

渋滞のおかげで読み終える事ができました。
物を捨てるという事をしない両親を持つ私たち姉妹にとって、捨てるという事は永遠のテーマです。
内澤さんはフリーのイラストレーターで、仕事の文献や趣味のものを集めるうちに身動き取れないぐらい物が溢れてたが、乳がんになってから捨てる決心をし、その過程が描かれてます。
でもね、断捨離をしたからといってすっきりした!という内容ではないのです。捨てた後は鬱になり、捨てるんじゃなかったとジレンマに陥るのです。
捨てるにももっと考えた方が良いという結論ではありました。
かなりすごい人ですよ。田舎で豚3匹育てて、それを食べるまでを本にしてるようです。
面白いのですが、最後はちょっと疲れてしまうのでした。

2014年11月19日 (水)

存在の耐えられない軽さ

今日は朝からJR、車両故障で止まっておりました。幸い座れたのは良いのですが、降りるのに一瞬命の危険を感じるくらい人がぎゅうぎゅう💧

電車降りたら天気良かったです。なんて眩しい✨

最近目が疲れるので、あんまり本読めてないです。
結構前に読んだ本、ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」

なんか、思う事はたくさんありますが、どうも表現ができません。昔から読書感想文は大の苦手💧
恋愛物なのですが、哲学的な表現で読みづらかったりしました。
でも、最後のシーンがとても良いのです。2人の運命は悲しい事になるのですが、その前の幸せな時、とても印象的でした✨

2014年10月25日 (土)

僕って何

職場の方が中国出張で、お土産買ってきてくれました。

おやつがいっぱい💕
もらっといて何ですが、パンダのチョコは中華系独特の香辛料入ってて微妙な味です💧

三田誠広の「僕って何」
かなり前のお話で、芥川賞受賞作。
大学に入ってから一人暮らしを始めた主人公が、学生運動に関わって、そこで知り合ったレイ子がいつの間に家に転がり込み、まあ、青春小説ですね。
僕って何、って今も自分は他人にどう思われてるんだろ、とかこれでいいのか、などなど誰しも思うことで。
話はありふれた感じもしないでもないですが、この題名がすごいなあ、と思ったのでした。

2014年10月20日 (月)

海燕ジョーの奇跡

佐木隆三原作。ノンフィクション作家というイメージ強くて、ずいぶん前に読んだのも面白かったですが、これもあっという間に読めました。
戦後の沖縄で、ヤクザの世界が舞台。敵の組長を殺した、フィリピン人とのハーフ、ジョーの、暴力、金、女ありの男くさい内容です。
たまに読むと面白いです。

これは植物公園にあった、ナスのようなトウガラシ♪

この本もそうですが、読み終わったら売るか捨てるかになります。状態が悪いのでほとんど捨てる事になりそうです。
今までの本で読みたいのあったら差し上げます!
大江健三郎はあげましたが、それ以外はまだあります🎶

2014年10月19日 (日)

読書会♪

今月のお題「日本霊性論」この手の内容、ちょい苦手💦福島原発の事故の時、原発に対して鎮まるよう毎日祈ってた人の話が良かったです。モノには命があるわけで、畏怖や敬意の気持ちは大切ではないかと思います。

今日は岩国まつり。ほぼ終わりでした💧
ポスカフェでお茶して帰ります!

2014年10月15日 (水)

双頭の船

昨日の朝日、とてもきれいでした✨

北海道旅行してた職場のTさんからお土産💕六花亭のお菓子、霜だたみ。
サクサクのパイ皮にクリームふんわり。美味しいです!さすが六花亭、良い仕事します!

最近読んだ本は、池澤夏樹の「双頭の船」東北大震災の後に書かれているので、背景にベースとなってます。
小さなボランティア船が、いろんな災害で傷ついた人や動物達を癒していくうちにどんどん大きくなってゆき、家が建ち、家族が増え、ととても希望溢れるお話。深い話でもあるかもしれませんが、読みやすかったのですぐ読み終えました。

2014年10月 8日 (水)

植物公園のお花と読書♪

植物公園行ったら、きれいだったり面白い植物あり過ぎで、撮るのにキリがないです💧

アサガオの巨大カーテン。見事です✨

裏側から見たところ。

ジャスミンの花はかわいい💕

で、最近読んだ本ですが、森瑶子2冊。
「さよならに乾杯」はエッセー集。やっぱり努力の人なんだな、というのが分かります。
「望郷」は、ニッカウィスキーの創始者、竹鶴政孝の妻リタが主人公。ちょうど朝の連ドラでマッサン始まりましたが、読む時は知らなかったので偶然です。ドラマ見てないのですが、多分本とは雰囲気違うと思います。
外人であるがために大変苦労をしたようですが、最後は涙ものでした。とても感動。
マッサンも録画したので、週末見るのが楽しみです。

2014年9月26日 (金)

読書会♪

今回も行ってきました、読書会♪
課題は西岡常一の「木に学べ」

この方は法隆寺や薬師寺を復興させた、宮大工。私は建築に詳しくないですが、本を読んだだけですごい人だと分かります。この方のお話をまとめてます。
読書会では建築関係の方がおられ、熱く語ってました。

ザクロです。秋ですね🍂
このブログ始めてすぐに法隆寺と薬師寺行ってまして、かなり画像撮ったはずですが、その時のにはほとんど載せてないんです。作り直そうかな、それかまた行って撮ってこようかな、と考えはするんですが、なかなか行動に移せません💧

2014年9月23日 (火)

夢を売る男

先週から岩国駅前にこんなのが置かれてます。

放置自転車を無くすためとはいえ、今だに慣れず。こうでもしないとダメなんでしょうが💦

やっぱりミスドのドーナツ、美味しいと思います。特にクロワッサンドーナツ♪
最近私は趣味は読書、と堂々と言えるぐらい、よく本読んでます。

「永遠の0」の作者、百田尚樹作「夢を売る男」
読みやすくて面白かったです。素人の自費出版を、詐欺まがいに勧誘する敏腕営業マン、牛河原が主人公。出版業界の裏側や、本を出したい素人の心理状態などテンポよく読めました。
読後感はハウツー物読んだ感じ。牛河原はある意味絶対的なヒーローであり、考える事が全て良い方向にいくのです。
悪く言えば型にはまったような内容でした。

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