ばらの騎士
バルト11へ、ワールドクラシックシネマの「ばらの騎士」を見に行きました。
見に行く前に平和公園に寄ってみました。
原爆慰霊碑からはまっすぐ原爆ドームが見えます。
ご存知の方は多いのかもしれませんが、私はあるおじさんにそのことを教えてもらいました。
何年か前、ライブに行くのに友達の車に乗せてもらい、急いで駐車場に停め、ライブも盛り上がって楽しい気分で駐車場に戻ったところ、そこは24時間営業ではなくすでに閉まっており、開くのは朝の7時・・・仕方ないのでマックで時間をつぶし、平和公園でぼーっと座っておりました。そしたらサングラスをかけた強面のおじさんが話しかけてきて、事情をきいたら、「わしは平和公園の案内の資格を持っておる。あんた達を案内しよう!」と慰霊碑のことを話してくれました。
それから場所を移そうとしたところ、「あいつら何しとるんじゃ、あ!わしの財布を!!」と走り去り、その先に見えたのは、1台の自転車に4、5人の少年たちが群がっていたのが、おじさんの気配を察して自転車で走り去るのを、自転車で追いかけるおじさんの姿でした・・・
それを見ていた私たちは「おじさん、ありがとう!頑張ってね!」と聞こえないとは分かってもエールを送ったのでした。
おじさんは無事財布を取り戻せたのでしょうか。
みなさん、貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう。
で、長くなりましたが、「バラの騎士」です。
ある貴族のおじさんが金目当てのために、金持の平民の娘と婚約しましたが、その娘に一目ぼれをした17歳のその貴族の親戚の若者が、自ら女装をしておじさんを誘惑して、最後は婚約を破棄して、娘と結ばれる、というお話。
私もオペラはまだまだ初心者なので、曲も聴いたことないし、話もいまいち分かりづらいところもありましたが、さすが重みのあるというか、みなさん歌は素晴らしいので見応えありました。
でも映像だと出演者のどアップになりますが、若者役を女性が演じていたので少々違和感が。舞台で見たほうが遠目のほうが良いのでは、と思ってしまいましたが
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