捨てる女
今バスツアーで茨城まで行った帰り。3連休の2日目だからやっぱり渋滞しとります。
姉が図書館から借りて、面白いからと勧めてくれた内澤旬子「捨てる女」
渋滞のおかげで読み終える事ができました。
物を捨てるという事をしない両親を持つ私たち姉妹にとって、捨てるという事は永遠のテーマです。
内澤さんはフリーのイラストレーターで、仕事の文献や趣味のものを集めるうちに身動き取れないぐらい物が溢れてたが、乳がんになってから捨てる決心をし、その過程が描かれてます。
でもね、断捨離をしたからといってすっきりした!という内容ではないのです。捨てた後は鬱になり、捨てるんじゃなかったとジレンマに陥るのです。
捨てるにももっと考えた方が良いという結論ではありました。
かなりすごい人ですよ。田舎で豚3匹育てて、それを食べるまでを本にしてるようです。
面白いのですが、最後はちょっと疲れてしまうのでした。
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