« ライオンカレーとリアリティのダンス | メイン | ブルースナイト♪ »

2014年8月23日 (土)

広島県立美術館♪

昨日は映画見た後、ムーミン展行った時常設展を見てなかったので、行ってきました。

特別展ある間、金曜日は8時まで開館してます。おかげでゆっくり見る事できました。

撮影可の作品ありますが、いいなあと思ったのは撮れません。

話変わりまして、今日読み終えた瀬戸内晴美の「田村俊子」とその前に読んだ、同じ作者の「余白の春」

どちらも実在の人物を丹念に調べたお話しで、明治時代のお話しです。
「余白の春」は大逆事件の主犯朴烈の妻金子文子のお話しで、複雑な家庭環境で不遇の子供時代を過ごし、自立したい一心で東京に出たが貧乏のどん底を経験。その中で社会主義思想を覚え、同じ思想の運命の人朴烈に出会い、一緒に投獄され、無期懲役になったが自ら命を絶ってしまったのでした。
「田村俊子」は樋口一葉や与謝野晶子と並ぶ才能の持主でありながら、気性の激しさと恋愛問題で徐々に名声も薄れていき、北京で脳卒中で孤独に亡くなったのでした。
どっちの人生がどうかって言えないぐらい対照的な二人ですが、最後は不遇かもしれませんが、自分に正直に生きたのは、ある意味羨ましい気もします。

コメント

コメントを投稿

Powered by Six Apart