真砂女
昨日は広島市民劇場の例会、劇団朋友公演「真砂女」を見てきました!
鈴木真砂女という女流俳人の、波乱な人生を描いたものです。
老舗旅館の末娘として産まれ、当時珍しい恋愛結婚をして一人娘をもうけるが、夫は失踪。同時に旅館の女将だった姉が急死したため、両親の説得により、義理の兄と結婚し、旅館の女将となります。
そんな中で俳句に出会い、旅館業務の忙しさや夫とのすれ違いを句を読むことで紛らわしていたが、宿に泊まった妻子ある海軍士官と恋に落ち、赴任先へ追っていくのでした。
士官が戦地へ行ってしまったため、ふたたび旅館に戻るが、誰も彼女を責めるものはいなかったそうです。
しかし50になって義理の息子と仲たがいをし、裸同然で旅館を出て、前夫との子供佳奈子の元へ。彼女もまた女優としての仕事と家庭の両立が難しかったため、離婚し子供を育てていたのでした。
銀座に小料理屋「卯波」を開店し、俳人としても成功し、96歳で静かに亡くなったのでした。
まあ、だいぶはしょりましたがこんな内容。
真砂女役は藤真理子。以前色っぽい美人女優さんでしたが、変わらずとてもきれいでした。
自由奔放な真砂女役にぴったりでした。
実の娘さんの本山可久子さんが語りで出演されてました。
一途で無欲な、時としては周りを振り回すところもあるが、でもとても素敵な女性だったんですよね。とても良いお芝居を見させてもらいました。
明日からしばらく姉のいる東京に行っています!
たぶんまた歩き回ることになりそう。天気悪そうだけど、ま、暑いよりかいいか、と思ってます。
ではでは帰ったらまたブログアップしますね。
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