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2012年12月17日 (月)

さんしょう太夫

Tirashi08もう10日以上前になりますが、広島市民劇場の例会、前進座の「さんしょう太夫」を見ました。

「あんじゅとづし王」という馴染みのあるお話を、日本古来の楽器の演奏と、歌舞伎や狂言のようなせりふや舞台回しで進んでいきます。

夫が罪に落とされ、あんじゅとづし王の2人の子供を連れて京に向かう途中、人買いに母と子供別れ別れに売られてしまいます。さんしょう太夫に売られた子供たちは慣れない苦役に苦労をし、その後あんじゅはづし王を逃がしますが、その罪に問われ責め殺されてしまいます。

逃げたづし王は、国司となりまして、姉の死を知ってさんしょう太夫たちの首をのこぎりで切り落とさせるのでした。

最後は母とも再会し、めでたしめでたし。

ま、ある意味単純なお話ではありますが、これが感動したんですよ、ほんと。

よくお芝居で面白くしようとして余計な話とか入れてくる場合ありますが、この前進座のお芝居はそんなのないのでストレートに感情が伝わってきます。

自分が逃げたら残されたあんじゅがひどい目にあうから逃げるのを嫌がるづし王を、なだめすかして説得する場面はほんと泣けました。

それに歌舞伎と違って、女性役を女性が演じるので分かりやすいです。

こういう良いものを見たときは人生得した気分になりますhappy01

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