高知 絵金祭り 須留田八幡宮神祭
私の念願、絵金祭り。実際は絵金祭りの前に、須留田八幡宮神祭という神社のお祭りがあって、絵金の絵を持ってる家が軒先に飾り、夜ろうそくの灯りで絵金の絵を楽しむという、素敵なお祭りを見に来たのでした。高知では夏祭りに絵金の屏風絵を飾るという、独特の風習があるのです。
でもね、その日滅多にお目にかかれないくらいの豪雨。駐車場に停めても外に出れないくらいの激しい雨。お祭りは諦めて、絵金蔵という絵金の絵を所蔵してるとこを見に行こうと、雨が落ち着いてから行きました。
絵金蔵に行くと、一軒飾ってると聞いて、行ってみました。
この提灯の中に飾ってました。
狭くて撮りづらいですが
絵金の絵をこんな間近で見れるなんて。感動です。
来場者が少なかったから、一枚ずつ説明していただけました。
絵金さんは江戸時代末に活躍した人で、才能ある画師でしたが、贋作を描いたという罪を着せられ、町画師となったそうです。
絵金さんの屏風絵が代代残ってる家が7月のお祭りに飾ってるそうです。
それにしてもこの迫力!今でも強烈に印象に残る絵です。
絵金の屏風絵も、昔は大事にされておらず、屋台の煙もくもくの中で飾らせてたり、雨降ったら提灯の方が高価だったから絵よりも先に仕舞われたりしてたそうです。
晴れて人多かったら、こんなに丁寧に話してもらえなかったです。
近くに提灯飾ってある家に行きました。
ここは明治時代の商家で、床も赤煉瓦を使ってたり、当時はかなり豪奢な家だったそうですが、誰も住んでいないのを、手作業で蘇らせたそうです。
このカマドでごはん炊くんだって。いろいろワークショップしてるそうです。
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