静かな落日
先日広島市民劇場の例会に行ってきました。
その前に広島市民文化交流会館(元厚生年金会館)内にある、和食の「昴」にお昼に行ってきました。
メニューは少ないですが、見た目がきれいで、味もお上品。
店内も広いけど席数がそう多くないので、静かでゆったりできます。
お芝居前の時間限られているときにはとてもいいです。
作家広津和郎の人生を、娘が語り手となって、話が進みます。
小説も気が向かないと書かないし、女性にも少々だらしない、でも「松川事件」という列車転覆事故の罪を着せられた人をペン一本で無罪判決に持ち込んだという、不器用ですが、粘り強い父のことを、大好き、という娘の言葉がぐっときます。
しみじみ心に残る、いいお芝居でした。
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