わたしのなかのあなた
いただいてから冷蔵庫に入れっぱなしで、やばいっ!と切ってみたら、これがほんとに瑞々しくっておいしい!
いただいた時にちょっと食べさせてもらいましたが、その時より数段おいしくなってます!
やっぱり食べごろってあるんだなあ、と当たり前のことをしみじみ思いました。
白血病となった姉のドナーとして、遺伝子操作で産まれてきた妹が、腎臓移植をしたくないため、両親を訴える、というもの。
デザイナー・ベビーという考えもアメリカらしいけど、考えれば考えるほど答えがない、とても難しいテーマです。
よく分からない表現もあったりで、これは訳が悪いんかな、と思ったりしたけど、でもそれを差し引いてもぐいぐい読んでしまいます。
でもね、これ最後がほんっとにひどいの!こんな最後あり!?
あまりのショックだったので、映画も見てみることに。
「私の中のあなた」キャメロン・ディアス主演で、話題になった映画です。
見終わって、最後が全然違います。すべて丸く収まる最後。
原作での毒々しいところは全部消え去って、さわやかな家族映画になってます。
見終わってとても心落ち着きましたが、数日経つと本はもう一度読んでみたい気になりましたが、映画はとくに見たいと思わないですね。多少の毒は必要、と思います。
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